jige 使い方ガイド(日本語)
jige をはじめて使う方でも進められるように作った案内です。
このガイドは
PDF・ウェブページ(HTML)・電子書籍(EPUB)・点字ファイル(BRF)
で提供します。
画面を読み上げるスクリーンリーダーでも読みやすいよう、すべての手順を文章で説明しています。
- 製品:jige ・ 制作:ActuallyWorks Co.,
Ltd.
- お問い合わせ:hello@actuallyworks.net ・ actuallyworks.net
1. jige とは?
jige は 複数のPCのAIエージェント(Claude や Cursor
などのAIツール)が、同じメモを分け合って使えるようにするアプリです。別々のコンピュータにあるAIツールが、ひとつのノートを一緒に読み書きします。もちろん、人も複数の端末で同じメモを一緒に使えます。
- 同じWi-Fi(同じルーター)につながった自分の端末の間で、メモ・写真・ファイルが自動的にやり取りされます。
- インターネットのサーバーには上げません。自分の端末と自分のネットワークの中だけでやり取りします。
- 登録もログインもありません。
- Windows と Mac で使え、個人利用は無料です。
こんな使い方ができます - デスクトップの Claude
に「この内容を jige
にメモして」と言えば、ノートPCの別のAIツールもそのメモを参照できます。(AIツール連携は第10章へ)
-
人も、オフィスのPCで書いたメモを、同じWi-FiのノートPCですぐ見られます。
2. インストール
Windows
- actuallyworks.net/jige から
Windows用インストーラ(.exe)
をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、案内に従ってインストールします。
- インストールが終わると jige
が起動します。(次回からはスタートメニューから開けます。)
会社で複数台にまとめてインストールするときは、.msi
ファイルを使います。
Mac
- actuallyworks.net/jige から Mac用ファイル(.dmg)
をダウンロードします。(Intel・Apple Silicon の両方を1つで対応。)
- .dmg を開き、jige アイコンを
アプリケーション(Applications)
フォルダへドラッグします。
- アプリケーションから jige を起動します。
3. 画面をひと目で
- 上部:新しいメモを書く入力欄と、検索欄。
- 中央:これまでのメモがカードで表示されます。
- 設定(⚙️):言語、アクセシビリティ、セーフモード、地図など、すべての設定がここに。
- デバイスと同期:他の端末と接続(ペアリング)し、接続状態を見る場所です。
4. 端末をつなぐ(ペアリング)
2台の端末でメモをやり取りするには、最初に一度
ペアリング(お互いを信頼登録) します。
まず確認:2台が
同じWi-Fi(同じネットワーク)
につながっている必要があります。
ペアリングの手順
- 両方の端末で 「デバイスと同期」 を開きます。
- 片方の端末で 「ペアリングコードを表示」
を押すと、6桁のコードが出ます。(コードはまもなく期限切れになるので、すぐ進めてください。)
- もう片方の端末の 「見つかった端末」
一覧から相手を選び、「ペアリング」 を押します。
- さきほどの 6桁のコードを入力して
「確認」 を押します。
- つながると相手が 「信頼済みの端末」
として登録され、以後は 自動で同期されます。
うまくつながらないとき
- 2台が 同じWi-Fi か、もう一度確認してください。
- Windows は、最初にファイアウォールの画面が出たら
jige の
「プライベートネットワーク」を許可にチェックします。
- 「デバイスと同期」で 「🔄 再接続」
を押してみてください。
- 接続を切るには、信頼済みの端末の横の 「解除」
を押します。
5. メモを書く
テキストメモ
- 上部の入力欄に内容を書きます。
- 保存するとカードとして追加され、つながっている端末にもまもなく表示されます。
写真・ファイルの添付
- 入力欄の横の 添付(ファイル選択)
でファイルを選ぶか、
- 写真はコピーして入力欄に 貼り付け
ることもできます。
声で書き取り(音声入力)
- 入力欄の マイク(🎤)
を押して話すと、インターネットなしで 端末の中で
文字にします。
- 話した言語のまま書かれ、静かすぎたり聞き取れないときは、もう一度試すよう知らせます。
- 初回はマイクの許可を聞かれたら 許可
してください。
6. 整理する
タグとグループ
- メモの中に
#約束、#買い物
のように書くと、同じタグどうしが 自動でまとまって
表示されます。
表示のしかた
- 全体表示 ・ グループ表示 ・ リスト表示
から選べます。
- リスト表示
は1行ずつ順に読まれるので、スクリーンリーダー・キーボードの方に便利です。
- 最後に選んだ表示を覚えています。
検索と並べ替え
- 上部の 検索欄
でメモを探します。グループ内だけを探す
「このグループ内で検索」 もあります。
- 並べ替え
は、新しい順・古い順・タイトル順から選べます。
7. 共有する
- メモは標準で つながっているすべての自分の端末
と共有されます。
- 特定の端末だけに送るには、メモを書くときに
共有先(端末) を選んで指定します。
- 受け取る端末がオフでも、その端末が
オンになったとき自動で届きます。
- 非公開
にしたメモは他の端末に送らず、この端末だけ
に残します。
8. セーフモード(セキュリティ)
メモをより安全に保管したいときは、設定 →
セキュリティ で セーフモード
をオンにできます。
セーフモードをオンにすると: - 端末に保存される
メモと添付ファイルを鍵をかけて(暗号化して)
保管します。ファイルだけ持ち出されても開けません。 -
端末どうしのやり取りも 他の人に読まれないよう
保護します。 - つながった端末が 本当に自分の端末か確認
します。
鍵は OS(Windows・Mac)の 安全な保管庫
に保管されます。 セーフモードは 端末ごとに別々
にオン・オフでき、インターネットがない環境でもそのまま動きます。
注:セーフモードで暗号化したあとは、この機能がない
古いバージョン ではそのデータを開けません。
9. アクセシビリティ
jige は、目の不自由な方・弱視の方を最初から考えて作りました。
読み上げ ・ キーボード
- スクリーンリーダーで読めるよう、画面の各要素に説明が付いています。
- マウスなしで キーボードだけ で全部使えます。
弱視向け設定(設定 →
アクセシビリティ)
- 文字サイズ:ふつう ・ 大きく ・ とても大きく。
- ハイコントラスト:薄い文字・枠を濃くします。
- モーションを減らす:画面の切り替え・動きをオフにします。
声で書き取り
- 第5章の マイク(🎤)
で、インターネットなしに音声を文字にします。
文書に書き出し(HTML・EPUB・点字
BRF)
- カードの下、グループの見出し、表示ツールバーの
書き出し(⤓) を押します。
- 保存形式を選びます:
- HTML:ウェブページ。スクリーンリーダーで読みやすい。
- EPUB:電子書籍。電子書籍アプリ・スクリーンリーダーで読めます。
- BRF:点字ファイル。点字ディスプレイや点字プリンターで読み・印刷できます。
ヘルプ ・ 「位置を見る」
- ヘルプで各機能の説明を見られ、「位置を見る」
を押すと該当のボタンへ画面が移動し、音声で案内します。
10. AIアシスタントでメモする
Claude Code ・ Cursor ・ VS Code ・ Antigravity ・ Codex などの
AIアシスタントアプリ から、jige
をそのまま使えます。
- これらのアプリで、次のように言う(入力する)だけです:
- 「この内容を jige にメモして」
- 「○○(端末名)にこのファイルを共有して」
- 「最近共有したメモを整理して」
- 各アプリに jige が一度つながれば、以後は自動で認識されます。
💡 こう使うと便利 —
AIが作ったものを「自分のもの」として理解する
AIに何かを頼むと、設計や理由を長く説明してくれますが、忙しいと読み飛ばしがちです。すると「作ったけれど、なぜそうなのか説明できない」状態になります。
- AIに 「要点の設計・理由を jige にまとめてメモして」
と頼んでおきましょう。 -
あとでそのメモを開けば、自分が(AIで)作ったものが何で、なぜそうしたのか
を読み返して理解できます。 -
別の端末・別のAIツールからも、その記録を引き継いで参照できます。
11. 地図で位置を見る
- メモに 座標(例:
37.5665, 126.9780)や
地図リンク
を書くと、カードに位置として表示されます。
- オンラインのとき:「地図で見る」
で地図を開けます。このとき位置が地図サービス(Google)に送られるため、事前に知らせて同意を得てから
開きます。(「次回から確認しない」を選べます。)
- オフライン・閉域網のとき:送信せず
座標だけ を表示します。
- 地図機能は 設定 → 地図 でオン・オフできます。
12. 言語を変える
- 設定 → 言語 で 한국어 ・ English ・
日本語 から選べます。
- 最初は端末の言語に合わせて表示されます。
13. アップデート
- 新しいバージョンは自動で確認してお知らせします。(現在
Windows で自動アップデートに対応。Mac
は準備中です。)
- 設定の 「アップデートを確認」
で手動確認もできます。
14. うまくいかないとき
相手の端末が見えない/つながらない - 2台が
同じWi-Fi か確認してください。 - Windows
はファイアウォールで jige の
「プライベートネットワーク」 を許可してください。 -
「デバイスと同期」で 「🔄 再接続」 を押してください。 -
それでもだめなら、2台とも jige を
いったん終了して開き直して ください。
「再接続」の案内が出続ける - 相手が
別のネットワーク
にいると見つからず、「未接続・別のネットワーク?」と表示されます。同じWi-Fiに戻れば自動で再接続します。
アップデートできない -
インターネット接続を確認してください。少し待って再試行するか、設定の「アップデートを確認」を押してください。
音声入力ができない -
マイクの許可を確認してください(Mac:システム設定 →
プライバシーとセキュリティ → マイク)。
15. プライバシーとセキュリティ
- あなたのメモ・写真・ファイルは
自分の端末と自分のWi-Fiの中だけ
にあります。会社のサーバーには上げません。
- インターネットを使うのは ①
新バージョンの確認、②(オンにしたとき)地図の表示 —
の2つだけで、どちらも任意です。
- さらに強く守りたいときは
セーフモード(第8章)をオンにしてください。
16. お問い合わせ
- メール:hello@actuallyworks.net
- ウェブサイト:actuallyworks.net
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